BLOG 2022.5.27
業SHOW!
電動自転車でリヤカーを引っ張るという、まるで苦行なのか修行なのか本人にも分からぬまま行商スタイルを始動してしまった。
上り坂はもはや電気の力もほぼ及ばず自前の脚力をひたすら使い、挙げ句の果てには「タダで身体が鍛えられるし」と自分に言い訳までする始末。
車道を走れば車からは冷たい目線をビシビシと感じながら走り続ける。
便利になりすぎてしまった現代では地球にとってのエコとは自分にとっての苦行。
そんな業(ごう)をSHOWにして昇華させていきます。
せめて誰かに見ててもらいたくて。。。
VOL.1
BRU NA BOINNE
出会いは十数年前。
某セレクトショップでバイトをしていた時のこと。
なんなんだこのブランドは?ひと目見たら忘れることの出来ないインパクトをもちながらも決して突拍子のないデザインではなく服好きが食いつくディテールが散りばめられている。
そう。
その名もブルーナボイン。
前回の業SHOW!でお世話になったYOUNG BLOODSでたまたまブルーナボインの営業の方の目に留まるという奇跡で今回のPOP UPが叶ったわけである。
今回も片道約1時間の苦行からスタート。
道は平坦ではあるが、途中から交通量の多い車道に出るしかなく安定の冷たい視線を感じながらようやく到着。
到着するや否や第2の苦行。
リヤカーを縦にしての店内に搬入作業。
指がちぎれそうになりつつ、足を色々ぶつけながらなんとか完了。
一息ついて周りを見渡すと、そこには今も変わらぬインパクトのある空間が広がっていた。
はやる気持ちを抑えながらリヤカーを展開し商品達を陳列してみると、今までとはまた違う雰囲気に。
これはこれでめちゃくちゃカッコ良し。
薄々感じてはいたが、改めてこのリヤカーはどんなスタイルでもハマるカメレオンスタイルであると再認識させられた。
ご依頼はinfo@ni-chi.comまでご気軽に。笑
期間中お越しいただいたお客様達への感謝はもちろんではあるが、それとは別にスタッフの方々にも大変お世話になった。
真面目で人当たりが良くセンス抜群と三拍子揃った方々だ。
弱小の私に対して力になりますとあれやこれやと本当に尽力してくれた。
是非この方達に接客を受けてブルーナボインの素晴らしさを体感して欲しいものである。
骨董マニアでもあるというデザイナーの辻さんにお会いできなかったのは残念ではあったが、また次回のお楽しみということで。
今回も新しい出会いに感謝をして、荷物が減った以上に軽く感じるペダルを踏み込み、また新たな業SHOW!へと向かわざるをえません。